「いい家は無垢の木と漆喰で建てる」 神崎隆洋著

世田谷 さいたまで自然素材の新築 リフォーム 0宣言の家をしています。

株式会社のぞみ 望月 茂です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

本棚を眺めながら、以前読んだ「いい家は無垢の木と漆喰で建てる」神崎隆洋著 が気になって改めて手にとってみました。

この本は2002年 第1刷発行 ですので 今から19年程前になります。

現在25刷のようですので、ロングセラー本です。

私が購入したのは、第1刷の頃ですから、時間の経過がたっていることに驚きます。

今でも新聞広告が出ているのでしょうか?

当時は長い間、新聞の広告欄に掲載されていました。

アマゾンなんかない当時、欲しいなと思っていて、立ち寄った本屋さんで、「あった」と喜んで見つけて購入した当時のことが思いだされます。

ところどころ表紙が汚れて、破れているところがありますが、中をあらためて読んでみると、今も決して内容的には古いところがなく、住宅業界があまり変わってないことを痛感しました。

この本のとてもわかりやすいのは、白黒ですが、写真入りで、例えば

ボール紙とベニヤでできた床材・紙とビニールでできた幅木・木くずを薬品で固めた枠材など、

住宅メーカーや、建材メーカーが扱っている材料が、本物のように見えても、実は長持ちしない材料でつくられた商品であるかを具体的に説明してくれています。

お客様のご自宅にお伺いしますと、窓枠が剥げてしまっていたり、床と壁の間にある幅木の角の部分がぶつかることで、割れてしまったりしているご自宅を多くみます。

これらはみんな本物の木ではないからです。

本の中では、家全体が石油製品の接着剤、塗料、ビニールクロスでできていることに、火災のとき、猛毒ガスを発する危険性。

シックハウス症候群という人体にも影響を及ぼすことへの警告。

など、多くの事例を写真入りで説明してくれています。

当時より、今は改善されてきたかというと、より本物に見える技術が逆に進んできたように思います。

枠も建具も床材も本物の木のように見える印刷技術には、驚きます。

今一度 無垢の木、5000年以上の歴史のある漆喰、など、本物を住宅に取り入れることの素晴らしさと、知識を得ることは必要な気がします。

改めてゆっくり読み直ししてみたいと思います。


 

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