木から選ぶ家づくり 月齢伐採

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木のリフォーム専門店 世田谷 さいたまで自然素材のリフォームをしています。
㈱のぞみ 望月 茂です。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

「日本三大人工美林」
戦後 木材を家や家具、日常生活に使うために、主にスギやヒノキを植林してきた日本人。

その中でも、植林→下草刈り→除伐・ツルきり→枝打ち→間伐など、
江戸時代から現代まで続く手入れの行き届いた杉や檜を育てている
生産地。

奈良県(吉野)、三重県(尾鷲)、静岡(天竜)これらの地域を、日本三大人工美林地域と言います。

この地域の中に、月の動きに合わせて、木を伐採するという、「月齢伐採木」天然乾燥にこだわった協同組合がありました。

静岡(天竜) 天竜T.Sドライシステム協同組合 です。

月は、約29.5日で地球を周回します。伐採時期は、満月の次の日から新月前までになります。

新月伐採とは、11月ごろから2月ごろまでの冬の時期の新月(月が出ない期間)に木を伐採し木材にすることをいいます。

冬の時期は、木は栄養を吸い上げる活動を休んで時期になります。
伐採された木は、その後葉枯らし乾燥といって、伐採現場で、半年ほど寝かされます。枝葉を通して水分の蒸散を待つ自然乾燥を行います。

このとき、デンプンを多く含んだ夏の時期より、デンプン量の少ない休んでいる冬の時期に伐採された木の方が、青カビやムシの被害が少なく良質な木材になると昔から言われています。

これにプラスして、月の運行にあわせた新月の時期に伐採された木材はさらに木の良さを発揮して、変形しにくく、ムシ、カビに強く、色艶、香りがよいといわれています。

新月伐採について、科学的根拠がないとおしゃる方もいらっしゃいます。
しかし大自然の運行で生活している人間や動植物は、古来から月の周回ともに生きてきたと言えます。

実際にサンプルを取り寄せて、いくつか比較検討をしていただいて今回、お客様が、艶や香りの良さや、月の運行とともに伐採された木材というストーリーに、感銘されて、マンションリフォームに、新月伐採 葉枯らし天然乾燥 無垢檜フローリングを採用していただきました。

実際に施工している現場写真です。


天竜T・S・ドライシステム協同組合のパンフレット 掲載

国産材活用が大切なことが言われている昨今。今一度、身近に国産の木材を取り入れた生活を見直したいものです。
 

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