無垢のドアと新建材のドア

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世田谷 さいたまで自然素材の新築 リフォーム 0宣言の家をしています。

株式会社のぞみ 望月 茂です。ブログをご覧いただきありがとうございます。

日本の建材の多くが「新建材」といわれる、合板と石油製品でつくられています。

そこには多くの接着剤が使用されています。VOC(揮発性化学物質)であるトルエン、キシレン、エチルベンゼン他多くの化学物質が使われています。

健康を害することにつながる危険は、従来からいわれていましたが、なかなか改善されていません。

それから、万が一家事で燃えたときに、煙や有毒ガスを発生することになり、命が危険にさらされている現実にあることも、あまり大きくとりあげられることはありません。

見た目は、素晴らしいデザインの室内のドアも、合板と接着材、そして、印刷シートやMDFといわれる新建材でつくられています。

今日は、国産ヒノキ、スギの安心、安全な無垢材で、住まいの扉をつくり続けている会社。岡山県にある ㈱イマガワさんの建具見本をご紹介しながら、無垢ドアと新建材ドアの違いをご説明します。
https://k-imagawa.co.jp/

建具には、無垢の建具、MDF、パーチクルボード、木目調印刷シート合板などでつくられた新建材建具があります。

無垢建具は、本物の木を使っていますので、経年変化で重厚な色合いに変化していきます。

新建材建具はどうでしょう?言い方が正しいかどうかわかりませんが、さびれた色あいに変化していきます。

よく新建材建具で年数が経過してくると端の小口部分のシートが剥がれていたり、塗装が剥げたりしている場合を見ることがあります。

これは、下の写真にあるように、ベニヤに木目印刷シート貼り商品なので、使っているうちに、キズつきやすい角や隅の部分が剥がれてしまうからです。

新建材の建具は、中が空洞なので、表面をたたくと「ポコポコ」と音が響きます。無垢の建具は、表面をたたいても「ごんごん」と重厚感のある音がします。

そして、表面の多少のへこみであれば、無垢材は、水分を含ませると元に戻ったりします。

新健材のドアを100%否定するわけではありません。薄い板を組み合わせてつくるアイデアと技術は日本ならではの技術力です。

その違いと、メリット、デメリットをしっかり把握していただいて商品を選択していただくことがいいのかと思います。

本日もありがとうございました。
 

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