キッチンリフォームをする前に

台所 リフォーム キッチンリフォームをする前に

リクシルさん、TOTOさん、Panasonicさん、タカラスタンダードさん、、、各メーカーからは家族の生活スタイルに合わせた台所リフォームプラン、キッチン商品が数多く展開されています。

せっかくキッチンリフォームをするというならば、どの様な台所の形式や特長があるかを抑えた上で実際の予算やリフォームされた事例を確認していただくと、より具体的にご自身の台所への悩みがどう解決されるべきか見えてきます。

理想のキッチンを的確な費用で創るために、こちらのページではそれぞれのキッチンタイプのメリットとデメリットを掲載します。
台所リフォームで失敗しないように、ぜひご参考にしてみてください。


キッチンのタイプと特長を知ろう

台所リフォームで新しいキッチンへの交換リフォームをすることに決まったら、どの形式・タイプにするかを選んでいきましょう。間取りに対しての設置方法やシステムキッチン自体の形状でご紹介します。

台所リフォーム キッチンリフォームのタイプの違い

台所リフォーム キッチンリフォームのタイプの違い

・I型キッチン:Iの字の様に、横長の直線1列でシンプルな形状のキッチン

・II型キッチン:シンクの列とコンロの列が別になった、2列で構成されたキッチン

・L型キッチン:L字の様にシンクとコンロが90度で向かい合う形のキッチン

・コの字型キッチン:コンロ、シンク、作業スペースが一辺ずつバラバラに配置されたコの字型に曲がったキッチン


台所リフォーム キッチンの取り付け方法の違い

対面式

キッチンの前面がリビングやダイニングに向けて設置されたキッチン

キッチンのタイプと特長を知ろう

壁付け

壁に向かって作業する様に設置されたキッチン

キッチンのタイプと特長を知ろう

ペニンシュラ

キッチンの左右どちらかの辺が壁に接しているキッチン

キッチンのタイプと特長を知ろう

アイランド

部屋の中央などに設置され、壁から独立しているキッチン

キッチンのタイプと特長を知ろう

台所をリフォームする方法として、キッチンのタイプや設置方法をご紹介しましたが、この形式が頭に入っているとご自身で希望されているキッチンのタイプがどの型なのか分かってくると思います。

最近はペニンシュラタイプが人気になってきていますが、実際にリフォームする際は台所を使われるメインの方やご家族の使いやすさが一番重要です。

おしゃれなキッチンだとアイランドキッチンを選ばれても、壁付けのI型を使われていた場合は配置の違いで違和感を感じて後悔してしまうかもしれません。

理想のお料理スタイルや食事風景、今抱えていらっしゃるお悩みを最も解決できるキッチンのタイプを選べるように、のぞみもお手伝いさせていただきます!

キッチンのタイプと特長を知ろう

対面式タイプへの台所リフォーム メリット・デメリット

対面式キッチンを希望される方は、リフォーム前の台所が壁付けのキッチンである場合が多く、

・台所で料理をしている時にダイニングやリビングの様子が分からない
・壁に面していることに心的ストレスを感じる
・手元を明るくするために電気を点けたり、窓が必要

といったお悩みを抱えていらっしゃいました。当てはまるものがあったら、対面式の台所がご自宅に合う形の可能性が大きいです。

対面式キッチンにはメリットだけではなくデメリットもあります。

キッチンのタイプと特長を知ろう

メリット①料理をしながら部屋の様子が分かります


リビングやダイニングがキッチンの前面にあるので、家族がどうしているか目を向けられます。
また、台所に居ながら料理中の会話やコミュニケーションが取りやすく、部屋の一体感が生まれます。


メリット②圧迫感が無い


開けた空間を前にしているので、台所での開放感があります。
また、部屋全体の照明からも光が届くのでキッチンに窓が無い場合も影が少なくなります。

デメリット①臭い、油・水ハネがある


キッチンと面しているダイニングやリビングに水や油が跳ねやすく、部屋・天井に臭いも伝わりやすいです。

デメリット②台所の間取りが広くなる


壁側とキッチン側の間に通路が必要な分、面積を広くする必要があります。

デメリット③収納力が必要


対面にしている空間の分棚が設置できないというデメリットがあるので、背面に作業棚を設置する・キッチン本体が収納機能性が高いものにするといった対策が選ばれています。
台所に床下収納を設置されるのもひとつの案です。


壁付けタイプへの台所リフォーム メリット・デメリット

壁付けタイプの台所は以前主流だった形式で、実は今でも根強い人気があるキッチンです。壁付のメリット・デメリットも見ていきましょう。

キッチンのタイプと特長を知ろう

メリット①台所の間取りの制限を活かせる


壁付けキッチンは壁とキッチンの間に空間が無いので、リビング・ダイニングの面積を狭めることがありません。

メリット②配膳が楽になる

壁付けキッチンは壁に面して調理をすることになりますが、配膳や家事導線では振り返るだけで他の動作に移れるため、ダイニングテーブルにすぐに配膳等が可能です。

メリット③カウンターやスペースの設置でII型キッチン風にもなる


壁付けキッチンから対面式にリフォームするまでではないが作業スペースを増やしたい、部屋を見ながら作業がしたいという時に、キッチンに沿う形でカウンターや作業台をDIYで設置することで、II型キッチンを演出することが可能です。
作業カウンターはニトリさんやIKEAさんでも売っているので、安い金額でお悩みを解決リフォームをすることができます。

デメリット コミュニケーションが取りにくい


料理中や作業中は壁に面しているため、リビングやダイニングの様子が分かりません。
作業に集中しているとお子様に目が届かなくなる、調理中に台所が孤立し家族の輪に入れず寂しさを感じるという方も多くいらっしゃいます。

このデメリットから今は対面式のキッチンにリフォームすることで、家族とコミュニケーションを取れる台所をご希望される方が多い様です。


ペニンシュラタイプ メリット・デメリット

ペニンシュラ(peninsula)とは英語で半島を意味し、キッチンが部屋に対して半島のように突き出ている事から、その様な台所がペニンシュラキッチンと呼ばれています。島というとアイランドキッチンですが、左右の片側だけ壁につけたものと考えるとわかりやすいかもしれません。

対面キッチン・オープンキッチンは部屋の様子が分かり、コミュニケーションが取りやすく開放的な空間が魅力です。そこに属すのがアイランドキッチンとペニンシュラキッチンです。

ペニンシュラタイプのメリットとデメリットも見ていきましょう。

キッチンのタイプと特長を知ろう

メリット①部屋にいる方と台所とのコミュニケーションが取りやすい


ペニンシュラキッチンは、前面がリビング・ダイニングに面した対面式の台所なので、キッチンに立ちながら部屋の様子が分かる様に設置されています。
流し台で食器を洗いながらお子様を見られ、お食事中のご家族とコミュニケーションを取りながら配膳等をすることも可能です。

メリット②台所の間取りの自由度が高い
キッチン本体の片側を壁付けにするレイアウトなので、比較的限られたスペースにも設置が可能です。

アイランドキッチンは四辺すべてに空間を確保する必要があるので、台所の面積を広く取る必要がありますが、ペニンシュラキッチンは左右どちらかは通路幅が要りません。

キッチン前側にカウンターを設置すれば、テーブルカウンターのように使うことも可能です。

メリット③油汚れ対策がされている


オープンキッチンであるアイランドキッチンは開放感が最もありますが、コンロからの油跳ねや臭いも部屋中に飛んでしまうデメリットがあります。

ペニンシュラタイプは壁に接している方にコンロが設置されていて、油の飛び散りを防ぐ工夫がされています。

油が跳ねても壁に油が当たるので、シンク側では開放感を演出しコンロ側では調理中の事情を考慮してくれるというわけです。

デメリット バランスが良い分突出していない台所


ペニンシュラキッチンは開放感を持ちながら汚れ防止の機能がありますが、アイランドキッチンに開放感は劣り、汚れ防止は壁付タイプに劣ります。

キッチンリフォームをする際のお悩みで絶対に解決したい事柄がある場合には、中途半端な台所という印象になってしまうかもしれません。


アイランドタイプ メリット・デメリット

キッチンのタイプと特長を知ろう

アイランドキッチンとはその名の通り、島のように設置されたキッチンのことです。キッチンを壁面から離し独立させた対面キッチンの形式で、デザイン性がありその部屋の主役がキッチンになるハイグレードな取り付け方法です。

アイランドキッチンの台所はペニンシュラタイプと同様に対面キッチン、オープンキッチンに分類されます。

アイランドキッチンにリフォームされる方は

・スタイリッシュなキッチンにしたい
・大勢でキッチンスペースを使う機会がある
・綺麗好きでキッチンも部屋のインテリアにしたい

この様な検討をされ、台所を理想の空間にされたいご希望がある方が多いです。
写真映えもするお洒落なキッチンですが、その分デメリットもあるのでご自分でもよく検討してからアイランドキッチンへのリフォームをされることをおすすめします。

メリット①開放感のある台所


アイランドキッチンは壁から完全に独立しています。リビングやダイニングを前面にキッチンがあり、調理に集中していても部屋の様子が分かるメリットがあります。

ペニンシュラタイプの対面式キッチンでも同様に部屋にいる方とコミュニケーションを取れますが、アイランドキッチンの方が部屋のより中心部にキッチンが設置されているので、部屋の隅まで見渡せる特長があります。ホームパーティやお料理教室をされるに方は、調理している風景が見渡しやすいというメリットでもあります。

メリット②家事導線がスムーズで複数人で調理ができる


アイランドキッチンはキッチンを遮る壁や仕切りが無いので、四辺全てから調理や配膳を行えます。また、背面の壁との距離があるので通路幅で他の方とのすれ違いや家事導線の詰まりも起こりません。

メリット③圧倒的にお洒落なキッチン


リフォーム費用が高額となる分、各メーカーのアイランドキッチンはデザイン性の高いプランが設定されています。見た目がお洒落なだけではなく機能性が高く、開放的で見られる分足元のキャビネットで収納力をカバーしているものもあります。

デメリット①キッチンが丸見え


独立していて開放感があるキッチンだからこそ、部屋からもキッチンを見渡せます。整理整頓はもちろんですが、コンロの油汚れやシンクの水垢などにも目が行ってしまうため、綺麗な状態を保つ必要があります。

デメリット②設置できないお住まいがある


アイランドキッチンは、キッチン本体の大きさに加え通路幅に余裕のある配置を考えると約20帖ほどのリビングダイニングが必要になります。

キッチンの本体が約2.4mなので、広さは十分でも綺麗な長方形間取りである方がより設置しやすいです。

このことから狭小のマンションやアパート・特殊なリビングダイニングの間取りは設置できてもリビングの空間が狭くなったり使い勝手が逆に悪くなってしまいます。

デメリット③価格が高い


アイランドキッチンは壁に設置していない4辺すべてに化粧板が必要になることから、値段が高くハイグレードなリフォームプランになります。

キッチンにこだわりがある方に選ばれるケースが多いので、便利な機能や材質にもこだわられるとアイランドキッチンでリフォームされた方の費用相場は100万円~150万円ほどと高額になっています。


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